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アジア諸国のSTEAM教育㉒カザフスタンにおけるSTEAM教育の現状

「英会話とプログラミングが同時に学べる!」「非認知能力が身に付く!」「子どもの習い事の人気コンテンツ」新潟市西区の英語×プログラミング教室ワンダーコード新潟新通校のオーナー森憲一郎です。

本日のブログテーマは、『アジア諸国のSTEAM教育㉒カザフスタンにおけるSTEAM教育の現状』です!

中央アジアの経済大国カザフスタンは、現在、国家の命運をかけて「教育のデジタル化」と「STEAM教育」の推進に邁進しています。かつての資源依存型経済から知識集約型経済への脱却を目指す同国にとって、子どもたちへの科学・技術教育は最優先事項の一つです。

2026年現在、カザフスタンの子ども向けSTEAM教育がどのようなフェーズにあるのか、国策から現場の取り組みまで詳しく解説します。

1. 国策としてのSTEAM:国家プロジェクト「質の高い教育」

カザフスタン政府は、2021年から2025年を対象とした国家プロジェクト「質の高い教育:教育国家(Educated Nation)」を推進しており、その中でSTEAM教育の普及を明文化しています。さらに、2026年に向けた最新の動きとして、AI(人工知能)教育の本格的な導入が加速しています。

主な施策の柱

  • 「快適な学校(Comfortable School)」プロジェクト: 2026年までに全国で約370校の新設を目指しています。これらの新設校は、最新のロボット工学ラボやSTEAMラボを完備することが標準仕様となっています。

  • AIカリキュラムの統合: 2025年後半から、AI教育が国家カリキュラムの「デジタル・リテラシー」および「情報学」に正式に統合されました。小学校低学年ではゲーム形式でAIの概念を学び、高校ではチャットボット構築やデータ分析を行う実践的な内容となっています。

  • STEAMロードマップ: 民間団体「Caravan of Knowledge」と協力し、数千校規模でSTEAM教育の研修を受けた認定講師を育成。地方の学校にも「ミニSTEAMセンター」を設置し、都市部との格差是正を図っています。

2. カザフスタン独自の教育モデル「NIS」の役割

カザフスタンのSTEAM教育を語る上で欠かせないのが、ナザルバエフ・インテレクチュアル・スクール(NIS)の存在です。

NISは国内に約20校展開されているエリート校で、STEAM教育の「実験場」としての役割を担っています。

  • 高度な設備: 3Dプリンター、レーザーカッター、高度な物理・化学実験室を備えています。

  • カリキュラムの輸出: NISで成功したSTEAMの教授法やカリキュラムは、順次一般の公立学校へと転用・展開されています。

3. 民間・国際機関による支援とジェンダー格差への挑戦

政府だけでなく、国際機関や民間企業の活動も活発です。

  • UNICEFのUniSatプログラム: カザフスタンでは、特に女子生徒のSTEM分野への進出を支援しています。UNICEFと現地の大学が協力し、女子生徒が「超小型衛星(ナノサテライト)」を設計・製作・打ち上げまで行うプログラムが実施され、大きな話題となりました。

  • EdTech企業の台頭: プログラミング学習プラットフォームや、Roqed AI、Kahoot(AI版)などのスマート教育ツールが教室に導入され、個別最適化学習(アダプティブ・ラーニング)が進んでいます。

4. 現状の課題と2026年の展望

野心的な計画が進む一方で、現場にはいくつかの大きな課題も残されています。

直面している課題

  1. 都市と地方の格差: アスタナやアルマティなどの大都市と、広大な平原に点在する農村部の学校では、設備の充実度やインターネット環境に依然として大きな差があります。

  2. 教員不足と質のバラツキ: 急速なシステム導入に対し、最新技術を教えられる教員の数が追いついていないのが現状です。

  3. 「知識型」からの脱却: 伝統的な記憶重視の教育から、STEAMが求める「批判的思考」や「問題解決型学習(PBL)」への転換には、まだ時間がかかるとの声もあります。

2026年以降の展望

今後は、AIとロボット工学をさらに低年齢層から導入する動きが強まるでしょう。また、政府は「12年制教育」への完全移行を進めており、その中でSTEAMは単なる「科目」ではなく、あらゆる授業を横断する「学習スタイル」として定着させることが期待されています。

まとめ

カザフスタンのSTEAM教育は、単なるブームではなく、「中央アジアのテクノロジーハブ」を目指す国家戦略の核心です。AI教育の義務化や新設校のインフラ整備など、そのスピード感は目を見張るものがあります。

今後、カザフスタンの子どもたちが生み出すイノベーションが、中央アジア全体の未来を塗り替えていくかもしれません。

日本のSTEAM教育は、アジアで最も遅れを取っていると言われています。
国際競争力の低下を招かないためにも、幼少期からのSTEAM教育が重要になります。
2026年は、もっと各国との差が生まれてしまうかもしれません。

お子様がSTEAM教育の一つであるプログラミングを学ぶことは、単に技術を習得するだけでなく、論理的思考力(ロジカルシンキング)、問題解決能力、コミュニケーション力、非認知能力、創造性を育み、将来の多様な選択肢を手に入れることに繋がります
いわゆる”未来スキル”を効率的に手に入れることができる習い事です。中学受験、高校受験、大学受験も優位に進められます!
いまからの教育が後々大きな差となって表れてきます。私は、この事業を通じてそれを痛切に実感しております。

ぜひこの機会に、お子様と一緒にプログラミングの世界に触れてみてはいかがでしょうか。未来を担う子供たちが、自信を持って社会で活躍できるよう、私たち親もサポートしていきましょう。
親のお子様の幼少期における関与の仕方によって、お子様の未来は大きく変わります。

当校「ワンダーコード新潟新通校」では、プログラミングや英語を通じて、子どもの 自主性と創造力 を育む学びを提供しています

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