「英会話とプログラミングが同時に学べる!」「非認知能力が身に付く!」「子どもの習い事の人気コンテンツ」新潟市西区の英語×プログラミング教室ワンダーコード新潟新通校のオーナー森憲一郎です。
本日のブログテーマは、『ヨーロッパ諸国のSTEAM教育③ドイツにおけるSTEAM教育の現状』です!
ドイツにおける「STEAM教育(ドイツでは主にMINT教育と呼ばれます)」は、単なる理数系教育の強化にとどまらず、国家の競争力を左右する最重要課題として位置づけられています。
2026年現在、ドイツは労働力不足やデジタルトランスフォーメーション(DX)への対応として、従来の「MINT(数学・情報・自然科学・技術)」に、創造性や社会実装の視点である「Arts(リベラルアーツ・芸術)」を融合させたSTEAMへの移行を加速させています。
本記事では、ドイツにおけるSTEAM/MINT教育の現状と、2026年時点での最新施策、そしてドイツ特有のユニークな取り組みについて詳しく解説します。
1. ドイツにおけるSTEAMの呼称と定義:MINTからSTEAMへ
まず、ドイツの教育を語る上で欠かせないのが「MINT(ミント)」という言葉です。
Mathematik(数学)
Informatik(情報学)
Naturwissenschaften(自然科学)
Technik(技術)
ドイツでは長年、この4分野を軸にしたMINT教育が推進されてきました。しかし、近年ではこれに「Arts(芸術・教養・デザイン思考)」を加えたSTEAM教育の重要性が叫ばれるようになっています。
これは、技術そのものだけでなく、技術をどう社会に役立てるかという「創造的解決能力」や「倫理的判断」が、AI時代のエンジニアや科学者に不可欠だと認識されたためです。
2. 2026年現在の主要施策:MINTアクションプラン2.0の深化
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)は、2022年から開始した「MINTアクションプラン2.0(MINT-Aktionsplan 2.0)」を2026年現在、さらに深化させています。この計画には、ドイツ特有の課題解決に向けた戦略的な施策が盛り込まれています。
① 「MINT教育チェーン」の構築
ドイツの施策の最大の特徴は、幼児教育から就職、さらには社会人の学び直しまでを一気通貫でサポートする「教育チェーン(Bildungskette)」という考え方です。
幼稚園・小学校: 「小さな探究者の家(Haus der kleinen Forscher)」財団などを通じ、遊びを通じた科学体験を提供。
中等教育: 職業訓練(デュアルシステム)と連携し、より実践的な技術習得を促進。
高等教育・就職: STEM分野のドロップアウト(退学)率を減らすためのメンター制度の拡充。
② MINT-Campus:デジタル学習プラットフォームの活用
2026年現在、指導者(教員や教育ボランティア)向けのオンライン学習プラットフォーム「MINT-Campus」が本格稼働しています。ここでは、最新のSTEAM教育メソッドや、生成AIを授業にどう取り入れるかといった知見が全国の教員間で共有されています。
3. ドイツ特有のユニークな施策とエコシステム
ドイツのSTEAM教育が他国と一線を画すのは、「産官学の強力なネットワーク」と「学校外教育(ノンフォーマル教育)の充実」にあります。
3.1. 全国規模のネットワーク「MINTvernetzt」
ドイツでは、地域ごとの教育格差をなくすため、全国のMINT活動を繋ぐハブ組織「MINTvernetzt」が強力な権限を持っています。これにより、ベルリンのような大都市だけでなく、地方の村に住む子供たちも、最先端のプログラミング教材や実験器具に触れる機会が保障されています。
3.2. 学習する場所としての「MINT-Regionen(MINT地域)」
ドイツ国内には150以上の「MINT地域」と呼ばれる特区が存在します。ここでは、地元の製造業(自動車メーカーや化学メーカー)が、自社の工場や研究所を学校の「第2の教室」として開放しています。
3.3. ジェンダーギャップへの挑戦:Girls'Day
ドイツが特に力を入れているのが、理系分野における女性の進出です。毎年恒例の「Girls'Day」では、女子生徒がIT企業や工場の現場を体験します。2026年の最新データでは、この取り組みにより、工学系を選択する女子学生の割合が着実に上昇しており、EUの2030年目標に向けた大きな一歩となっています。
4. 教育現場のデジタル化とAIの統合
2026年、ドイツの教室は大きな転換点を迎えています。かつて「デジタル化の遅れ」が指摘されたドイツですが、現在はインフラ整備を超えた「活用フェーズ」にあります。
AIデジタル教科書の導入: 数学や情報科において、AIが個々の生徒の習熟度に合わせて問題を出し分けるアダプティブ・ラーニングが標準化されつつあります。
情報学(Informatik)の必修化: 多くの州で、中等教育レベルでの情報学が必修化されました。単なるPC操作ではなく、アルゴリズムの理解やデータサイエンスの基礎が教えられています。
5. 課題と展望:人材不足という「壁」
これほど充実した施策を展開していても、ドイツは大きな課題に直面しています。それは「深刻な教員不足と技術者不足」です。
2026年の推計では、MINT分野の専門職は約30万人不足していると言われており、これがドイツ経済のボトルネックとなっています。このため、ドイツ政府は以下の2点に注力しています。
国際人材の獲得: 海外からの留学生や技術者がドイツで学び、そのまま定着するための支援(奨学金やビザの緩和)。
社会人のリスキリング: 文系職種からデジタル・技術職へのキャリアチェンジを促す「MINT継続教育」の補助金制度。
まとめ:ドイツのSTEAM教育が目指す未来
ドイツのSTEAM/MINT教育は、単に「テストの点数を上げる」ためのものではありません。それは、「気候変動」や「デジタル化」といった地球規模の課題に対し、技術と創造性を持って立ち向かえる市民を育成することを目的としています。
「伝統的な職人気質(マイスター制度)」と「最先端のデジタル技術」をいかに融合させるか。ドイツの挑戦は、同じく製造業を基盤とする日本にとっても、非常に多くの示唆に富んでいます。
日本のSTEAM教育は、世界で最も遅れを取っていると言われています。
国際競争力の低下を招かないためにも、幼少期からのSTEAM教育が重要になります。
2026年は、もっと各国との差が生まれてしまうかもしれません。すでにその兆候は表れており危機感を持たなければなりません。
それも現実味を帯びてきています。今や多くの発展途上国にも後れをとっています。
お子様がSTEAM教育の一つであるプログラミングを学ぶことは、単に技術を習得するだけでなく、論理的思考力(ロジカルシンキング)、問題解決能力、コミュニケーション力、非認知能力、創造性を育み、将来の多様な選択肢を手に入れることに繋がります。
いわゆる”未来スキル”を効率的に手に入れることができる習い事です。中学受験、高校受験、大学受験も優位に進められます!
いまからの教育が後々大きな差となって表れてきます。私は、この事業を通じてそれを痛切に実感しております。
ぜひこの機会に、お子様と一緒にプログラミングの世界に触れてみてはいかがでしょうか。未来を担う子供たちが、自信を持って社会で活躍できるよう、私たち親もサポートしていきましょう。
親のお子様の幼少期における関与の仕方によって、お子様の未来は大きく変わります。
当校「ワンダーコード新潟新通校」では、プログラミングや英語を通じて、子どもの 自主性と創造力 を育む学びを提供しています。
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