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ヨーロッパ諸国のSTEAM教育⑥オランダにおけるSTEAM教育の現状

「英会話とプログラミングが同時に学べる!」「非認知能力が身に付く!」「子どもの習い事の人気コンテンツ」新潟市西区の英語×プログラミング教室ワンダーコード新潟新通校のオーナー森憲一郎です。

本日のブログテーマは、『ヨーロッパ諸国のSTEAM教育⑥オランダにおけるSTEAM教育の現状』です!

オランダは、世界でも有数の「教育の自由」が認められている国であり、個々の個性を尊重する教育スタイルで知られています。近年、デジタル化やサステナビリティへの意識が高まる中、オランダのSTEAM教育(Science, Technology, Engineering, Arts, Mathematics)は、単なる知識習得の枠を超え、子どもたちの「問いを立てる力」と「創造的解決」を育む独自の進化を遂げています。

2026年現在、オランダがどのように子どもたちの未来をデザインしているのか、その現状と具体的な施策を掘り下げます。


1. オランダが目指す「STEAM 2030」のビジョン

オランダ政府は「STEM Agenda 2030」を掲げ、科学技術を単なる教科ではなく、社会課題を解決するための「リテラシー(生きる力)」として定義しています。

  • 「A(Art/Arts)」の統合: オランダのSTEAM教育の最大の特徴は、デザイン大国としての背景を活かし、技術に「美学」と「倫理」を融合させている点です。

  • 格差の解消: 女子児童や移民を背景に持つ子どもたちがSTEM分野へ興味を持てるよう、ロールモデルの提示や包摂的なカリキュラム開発を強化しています。


2. 小学校での施策:遊びと探究のサイクル

オランダの小学校(4歳〜12歳)では、教科書に沿った学習よりも、「Inquiry-based Learning(探究型学習)」と「Design-based Learning(設計型学習)」が重視されています。

独自の学習サイクル

子どもたちは、科学者のように「なぜ?」と問い(Inquiry)、エンジニアのように「どう作るか?」を設計(Design)するサイクルを繰り返します。

民間企業との強力な連携:ASML Junior Academy

半導体露光装置で世界をリードするオランダ企業「ASML」は、地域社会への還元として「ASML Junior Academy」を展開しています。

  • 内容: 75種類以上のワークショップ(電気の仕組み、コーディング、化学実験など)を小学校に無償提供。

  • 実績: 2025年には500校以上が参加し、約12万5,000人の児童が「本物の技術」に触れる機会を得ています。

図書館が「メイカースペース」に:Maakplaats 021

アムステルダム市立図書館(OBA)内に設置された「Maakplaats 021」は、子どもたちのためのデジタル工作拠点です。

  • 設備: 3Dプリンター、レーザーカッター、はんだごてなどを常設。

  • 役割: 学校の放課後や週末に、子どもたちが自由にプログラミングや工作を楽しめる「サードプレイス」として機能しています。


3. 中等教育での施策:キャリアと直結する「STEMup」

12歳で進路が分かれるオランダの教育システムにおいて、中等教育(VMBO, HAVO, VWO)では、より実践的なSTEAMプログラムが導入されています。

プログラム名内容対象
STEMup外部コーチが学校に入り、AI、ロボティクス、持続可能エネルギーなどのプロジェクトを主導。12〜14歳の生徒
MINT学校認定STEM分野に特化したカリキュラムを持つ学校を政府が認定。質の高い教育を保証。全中等教育校
Masterminds & Masterpiecesゴッホ美術館と連携。色彩や光の科学を学びながら、アート作品をデジタルで再現・解析する。芸術と科学の融合

4. 2026年の注目トレンド:AIとエシカル・デザイン

最新の動向として、「AIリテラシー」と「サーキュラー・エコノミー(循環型経済)」の教育が低年齢化しています。

  • AIとの共生: 単にAIを使うだけでなく、AIのアルゴリズムに潜む「偏見」や「倫理観」について議論する授業が小学校高学年から取り入れられています。

  • アップサイクル・エンジニアリング: ゴミとして捨てられるはずの素材を使い、最新技術で新しい価値を生む「持続可能なものづくり」が、多くのアートプロジェクトのテーマとなっています。


5. オランダ流STEAM教育が日本に示唆すること

オランダの事例から学べるのは、「STEAMはエリートのための教育ではない」ということです。

  1. 「好き」をキャリアにつなげる: 企業が教育現場に深く入り込み、技術の楽しさを早期に伝える仕組み。

  2. 教科の壁を取り払う: 歴史を学ぶ際にも「当時の技術(工学)」や「色の作り方(化学)」を同時に学ぶなど、横断的な視点。

  3. 失敗を称賛する文化: 「Design-based Learning」では、プロトタイプが失敗することを前提としています。試行錯誤こそが最も価値のある学習であるという認識が定着しています。


まとめ:未来を拓く「創造的市民」の育成

オランダのSTEAM教育は、単にエンジニアを育てるためのものではありません。不確実な未来において、「自ら考え、技術を使いこなし、社会をより良くデザインできる市民」を育てるための土壌となっています。

デジタル技術が当たり前になった2026年、オランダの子どもたちは、アートの感性とサイエンスの知性を武器に、新しい世界の形を描き始めています。


日本のSTEAM教育は、世界で最も遅れを取っていると言われています。
国際競争力の低下を招かないためにも、幼少期からのSTEAM教育が重要になります。
2026年は、もっと各国との差が生まれてしまうかもしれません。すでにその兆候は表れており危機感を持たなければなりません。
それも現実味を帯びてきています。今や多くの発展途上国にも後れをとっています。

お子様がSTEAM教育の一つであるプログラミングを学ぶことは、単に技術を習得するだけでなく、論理的思考力(ロジカルシンキング)、問題解決能力、コミュニケーション力、非認知能力、創造性を育み、将来の多様な選択肢を手に入れることに繋がります
いわゆる”未来スキル”を効率的に手に入れることができる習い事です。中学受験、高校受験、大学受験も優位に進められます!
いまからの教育が後々大きな差となって表れてきます。私は、この事業を通じてそれを痛切に実感しております。

ぜひこの機会に、お子様と一緒にプログラミングの世界に触れてみてはいかがでしょうか。未来を担う子供たちが、自信を持って社会で活躍できるよう、私たち親もサポートしていきましょう。
親のお子様の幼少期における関与の仕方によって、お子様の未来は大きく変わります。

当校「ワンダーコード新潟新通校」では、プログラミングや英語を通じて、子どもの 自主性と創造力 を育む学びを提供しています

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