「英会話とプログラミングが同時に学べる!」「非認知能力が身に付く!」「子どもの習い事の人気コンテンツ」新潟市西区の英語×プログラミング教室ワンダーコード新潟新通校のオーナー森憲一郎です。
本日のブログテーマは、『ヨーロッパ諸国のSTEAM教育④イタリアにおけるSTEAM教育の現状』です!
イタリアは、ルネサンスの精神を現代に受け継ぐ「芸術と科学の融合」を地で行く国です。現在、イタリアでは「Piano Nazionale Scuola Digitale(PNSD:国家デジタル学校計画)」や、欧州連合(EU)の復興支援金を活用した大規模な教育改革が進んでおり、その中核にSTEAM教育が据えられています。
本記事では、イタリア特有の教育文化や最新の政策、そしてレオナルド・ダ・ヴィンチの遺産をどう現代の教室に落とし込んでいるのかを詳しく解説します。
1. イタリアにおけるSTEAM教育の定義:なぜ「A」が重要なのか
イタリアにおいて、STEAM教育(Science, Technology, Engineering, Arts, Mathematics)の「A(Arts:芸術・リベラルアーツ)」は、単なる付け足しではありません。イタリアの教育省(MIM)が掲げるガイドラインでは、STEAMを「人生そのものに近い形で、学問とスキルを包括する教育哲学」と定義しています。
ルネサンス的思考の継承
イタリアには、レオナルド・ダ・ヴィンチに代表される「万能人(Uomo Universale)」の伝統があります。科学的な観察眼と芸術的な創造性を分かちがたいものとして捉えるこの視点は、現代のイタリアのSTEAM教育にも色濃く反映されています。
「対話」を重視する教育文化
イタリアの義務教育では、教師から生徒への一方通行な講義ではなく、「対話(Dialogo)」が基本です。自分の意見を論理的に組み立て、他者と議論する力は、STEAMにおける「批判的思考(Critical Thinking)」や「コミュニケーション」の土台となっています。
2. イタリア特有の施策:国家デジタル学校計画(PNSD)
イタリア政府は、2015年にスタートした「Piano Nazionale Scuola Digitale(PNSD)」を軸に、学校のデジタル化とSTEAM教育の普及を加速させています。
PNRR(復興・回復国家計画)による巨額投資
現在、イタリアはEUからの復興基金を活用し、教育分野に数千億円規模の投資を行っています。特に注目すべきは以下の3点です。
デジタル・ラボの創設: 全国の約10万の教室に、3Dプリンター、ロボット、VRデバイスなどを備えた「次世代型ラボ」を設置。
教員トレーニング: 80万人以上の教育関係者を対象とした、革新的なSTEAM指導法の研修プログラムを実施。
STE(A)M Poles: 全イタリアに50箇所の「STEAM拠点校」を指定。地域全体の教育モデルとなる先進的な授業を展開しています。
「Programma il Futuro」:300万人以上が参加するコーディング運動
イタリアでは、コーディング(プログラミング)を単なる技術習得ではなく、「論理的思考の言語」として捉えています。「Programma il Futuro」というプロジェクトを通じて、これまでに300万人以上の子どもたちがプログラミングの基礎を学んでいます。
3. 「文化遺産 × テクノロジー」:イタリア流の学習モデル
イタリアのSTEAM教育が他国と一線を画すのは、「文化遺産(Cultural Heritage)」を教材として活用する点です。
歴史的遺産をデジタルで解析
イタリアの子どもたちは、地元の教会や遺跡、博物館を訪れ、それを最新のテクノロジーで分析するプロジェクトに参加します。
事例: 地域の歴史的な給水システム(水利遺産)をテーマに、GIS(地理情報システム)を使ってマッピングを行い、歴史的な背景と現代の環境問題を同時に学ぶプロジェクトなどが行われています。
STEMAC(STEM in Arts and Culture): 考古学や文化遺産保護にAIやデジタル技術を導入するアプローチ。過去の文化を「科学の目」で再構築することで、生徒の知的好奇心を刺激します。
4. ジェンダー格差への挑戦:「Coding Girls」
イタリアでも理数系分野における女性の進出は課題の一つです。これに対し、「Coding Girls」といった官民連携のプロジェクトが活発に行われています。
このプロジェクトでは、女子学生がリーダーシップを発揮し、コーディングを通じて社会課題を解決するアプリを開発します。科学技術は「冷たいもの」ではなく、「社会を良くするための表現手段」であることを伝えることで、理系分野への心理的ハードルを下げています。
5. イタリア型STEAMの未来:2026年以降の展望
2026年、イタリアの教育現場は大きな転換点を迎えます。新しい教育ガイドラインが施行され、以下の要素がより強調されます。
実社会との接続: 数学や科学を抽象的な理論としてではなく、地域の産業や実生活の課題に結びつけて学ぶ「経験ベース」の学習へ。
Open Schooling(開かれた学校): 学校が地域社会や企業、研究機関とパートナーシップを結び、教室の外でも学習が行われる「学習エコシステム(Learning Ecologies)」の構築。
まとめ:イタリアから学ぶ「創造的知性」
イタリアのSTEAM教育は、最先端のデジタルツールを導入しながらも、その根底には「人間らしさ」や「美意識」、「歴史への敬意」が流れています。
単に効率的なエンジニアを育てるのではなく、「科学の力を使って、新しい美や社会的価値を創造できる人間」を育てる。このバランス感覚こそが、日本をはじめとする諸国がイタリアから学べる最大のヒントかもしれません。
日本のSTEAM教育は、世界で最も遅れを取っていると言われています。
国際競争力の低下を招かないためにも、幼少期からのSTEAM教育が重要になります。
2026年は、もっと各国との差が生まれてしまうかもしれません。すでにその兆候は表れており危機感を持たなければなりません。
それも現実味を帯びてきています。今や多くの発展途上国にも後れをとっています。
お子様がSTEAM教育の一つであるプログラミングを学ぶことは、単に技術を習得するだけでなく、論理的思考力(ロジカルシンキング)、問題解決能力、コミュニケーション力、非認知能力、創造性を育み、将来の多様な選択肢を手に入れることに繋がります。
いわゆる”未来スキル”を効率的に手に入れることができる習い事です。中学受験、高校受験、大学受験も優位に進められます!
いまからの教育が後々大きな差となって表れてきます。私は、この事業を通じてそれを痛切に実感しております。
ぜひこの機会に、お子様と一緒にプログラミングの世界に触れてみてはいかがでしょうか。未来を担う子供たちが、自信を持って社会で活躍できるよう、私たち親もサポートしていきましょう。
親のお子様の幼少期における関与の仕方によって、お子様の未来は大きく変わります。
当校「ワンダーコード新潟新通校」では、プログラミングや英語を通じて、子どもの 自主性と創造力 を育む学びを提供しています。
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